感情線の流年法
感情線は心を表す線です。
すっきりしすぎているより、グチャグチャしていた方が優しかったり、表現が豊かだったりします。
長い感情線は思い余って、過激な行動にでがちだし、短すぎても情以外を重視することがあるようです。
さて、この手から流年を見ていきましょう。
感情線は知能線(頭脳線)と同じように指の間を目安にします。
本にもよりますが、小指側から20歳、40歳、70歳、90歳の目安になっています。
本や流派によっては、下の絵のように小指から90歳、70歳、40歳、20歳という風に読む場合もあります。
知能線と同じ方が読みやすかったりするので、この方法もなしではないと思いますが、あまり一般的ではないかもしれません。
とは言え、この読み方が間違ってるとまでは言えないんですよね。
なので予備知識としてそういう読み方もあるよってところは覚えておいてもいいと思います。
短めの感情線の流年法
あんまり意味はないんだけど、仮定で線を引っ張って、指の間を目安に年齢を書いていきます。
線がない年齢では感情が安定するみたいです。
あまり大きく揺れ動かないので、共感をする力が鈍くなる期間を考えてもらえればわかりやすいかもしれません。
中指まで届かない感情線の流年法
これも仮に引いてみて指の間の年齢を描きかきします。
知能線とのバランスで性格を読むのですが、感情より事実をありのままに伝えてくれそうなタイプの手相です。
ニュース原稿とか作ってくれたら、先入観なしに読みやすい文章を書いてくれそう。
二股の知能線(青色)は文才の線。淡々と文章を書く才能を持っていそうです。
さらに短い感情線の流年法
淡々とご商売をやってくれそうな手相をしています。
コンサルタントとかもできそう。
感情線の起点が房状になっているのでユーモア満点。
それなのに、20代前半から心を無にして働いてるのかしら。
面白い人なのに、自分を俯瞰してみているような……そんな冷静さを持っていそうです。
短い感情線は、わがまま扱いされることがあるみたい。
終点が色々な感情線の流年法
感情線はグチャグチャな人の方が多いので、まずはガイドを引いて考えましょう。
大体の年齢が出たら、線の終わる位置をみて性格や才能見ていく!そんな感じ。
二股の感情線も終点が違う場合は、濃い線・太い線のある方の丘が主要な感情線になってきます。
切れ切れの感情線の流年法
この場合は上の切れかけの線の分の流年を引いてもいいのですが、上は【金星帯】の一部と読むことが多く下がメインと捉えるので必要があれば上もある程度の年齢を出す感じ。
手相の正解は、手相の持ち主のことを多く汲み取れてるか? というところです。
絶対これが正解って決めつけると、せっかく見えそうなヒントも受け取れなくなってしまいます。
その線の持つ性格などを考慮してこれはきっと「こっちの線の可能性が〇〇%くらい」という風に読んでいくのがコツです。
分岐が多い感情線の流年法
分岐が多い時は、一番長い線の先端が伸びている方向で読んでいきましょう。
分岐がある地点の年齢には何かとイベントがあります。
自分の歴史、これからの歴史が刻まれていくものなので時々振り返るのに気にしてもらえればと思います。
変形マスかけの流年法
知能線が上に伸びるバージョンはこんな感じ。
終点が知能線に吸収されてる感じで、わかりにくいので念のため絵にしておきます。
知能線が下に伸びる場合の変形マスかけはこんな感じ。
感情線の流年法まとめ
感情線の流年は、心臓や心、目に関する負荷が多い時期を知るためには不可欠です。
恋愛や仕事で抱えるストレスを読むのに有能なので、こまめに確認してみてください。
流年を身に着けてしまうと、手相を読むことが俄然楽しくなってくるので、慣れるまで多くの手相にぜひ触れて、対話をするきっかけとなることでしょう。