土星丘に関係する線
未発達(ふくらみが少ない・押してみて骨を感じる)
手の甲側と触り心地に差がない場合はふくらみが少ないと判断します。
膨らみが少ない人は常識やこだわりが少なく天真爛漫!
常識がいい意味でない場合は怖いもの知らずですが、そのせいで失敗も多いはず。
大きなことをやる前は信頼のおける人に一度相談しておくことで、自分のやり方に危険な部分がないかすり合わせができます。
人に何かお願いするときはどこか投げやりというか、そういう部分で周囲を不安にすることがあるでしょう。
異常発達(ふくらみが多すぎる・押してみて骨の存在を感じない)
土星丘が肉厚だなぁって人は必要以上のルールに自分も周りもしんどくなる場合があります。
芸術家や職人、研究者など慎重さが必要な職業の場合はこのタイプの人だからこそやり遂げることが出来るでしょう、
プライベートやここはゆるく!などメリハリがあると、手伝ってくれる人材の確保もしやすいです。
程よい発達(未発達でも異常発達でもない)
土星丘の場合は特に普通が一番といわれます。
程よい常識の感覚を持っており、安心して何かを任せることが出来るタイプ。
一緒に働くならこのくらいの人ばかりだといいんですけどね(苦笑)
運命線
運命線は中指の下(土星丘)を目指す線のことを言います。
この土星丘に届いていないとしても、線を延長していったときこの2番の丘である土星丘を目指していれば、それは運命線です。
知能線(頭脳線)の起点
極稀に知能線が土星丘から始まる人がいます。
土星丘から知能線が現れる場合は、生命線と距離が離れていることが多いため、ひらめいたらすぐ実際に実験をしてみたり
文章を書いてみたり、そのこだわりを極めるための行動を起こします。
土星丘から9番の丘、月丘を目指す場合は文章や創造を
7番の丘、第二火星丘を目指せばコツコツした積み重ね
4番の丘、水星丘に伸びていけば数字を扱ったり、コミュニケーションを生かした仕事や趣味で才能を開花させる可能性があります。
とても稀なタイプの知能線ですから、見本になるモデルが特殊だと思いますが
誰かを真似ようとか、自分が変だとか思わずになりふり構わずやりたいを極めてください。
このタイプの人には、その結果を出せるだけの才能を秘めているのです。
知能線(頭脳線)の通過点
知能線・頭脳線の起点が上の方だと知能線を通過することが多いでしょう。
この場合も生命線とは距離が離れるので、考えつつ動くタイプになります。
3番太陽丘や4番の水星丘に伸びる場合はもしかしたら感情線かもしれないので、線の起点終点となる両端で人差し指に近い側が太いか確認してみてください。
手相の場合起点を決めるのは両端の太さです。
ここで注意したいのが、主要な線に合流する線の場合はつながっている線の分岐それぞれの端で一番太い場所を特定します。
どっちが太いかわからないときは先の意味とその人の性格や行動パターンから考えます。
上の画像のような感情線の場合、ポジティブなようでネガティブな思考を持ち合わせていると言えるでしょう。
土星丘を通過する知能線も終点の意味や他に通過する丘の意味が強く出る傾向があります。
上のようなルートを行く知能線があれば、火星丘や火星平原に多く触れたり通過しているため積極的にこだわりを貫く動きを想定する人です。
仮定して実際に動いてみる!ということも多いかもしれません。
それを生かせる場に身を置くのが才能をさらに飛躍させていくことでしょう。
知能線(頭脳線)の終点
こういう知能線しかない場合は、これを知能線として読みます。
2番の土星丘で知能線が終わる場合は現実的な考え方の持ち主。
他に線がある場合は運命線の意味も持つ二重の知能線ということになるでしょう。
現実的に考える癖があるので、発想力が不足したり斬新なアイデアは却下しがちです。
頭を柔らかく、突飛な内容も現実的に実現可能か?という視点で考えられれば、かなりやれることの幅も広がるためやり手の経営者になるかもしれませんね。
金星帯
エロ線とか、どエス線なんて風に呼ばれることがあるのが土星丘から太陽丘を行き来するような弧を描く線です。
感情表現や感受性が豊かで、コミュニケーションを楽しめるような人にある線になります。
3番の太陽丘側の方が受け、2番の土星丘側攻めというか1番の木星丘の意味が出てくるため主導する側になることが多くなります。
土星丘と太陽丘の線が切れ切れで薄い人は流されやすかったりするため
断り切れずにトラブルに巻き込まれるなんてことが起きやすいです。
できるだけ、キレイな線を目指すにはちゃんと嫌なものは「NO」をきちんというようにしましょう。
なんでも「なあなあ」にしていると貧乏神さんに目を付けられて溺愛されちゃいますよ?
災害線
土星丘側に起点がある縦の線。本来なら運命線だぁ!やったぁ!なんてなりやすいんですが
両端の太い方が上側の場合はトラブルを意味する災害線だといわれております。
短ければ小さなもので済むんですが、生命線を通過している場合は命の危険もあるといわれている線です。
災害線は出てから2~3年は事故にあいやすいレジャーは極力避けたり、健康診断のメニューをいつもより増やしたりすることで小さな難で終わることがあります。
健康的な生活を心がけたり、トラブルに発展しそうな人間関係をきちんとしておくことで消えることが大半です。
恐れるあまり占い師の言いなりになったりしてツボとかハンコとかかったりしないで、できる対策を現実的なもので取り入れましょう。
必要以上に恐れてチャンスを逃すような極端な対策はいりません。
安全運転、歩きスマホはしない、身の回りの掃除を頑張る!そういう気づきと積み重ねが災害線を薄くし消し去ってくれることでしょう。
土星環
土星のリングは極稀に手相にも表れます。
このリングは集中力とのエンゲージリングみたいなものです。
土星丘にくっきりはっきり出る線は、基本的にオタク気質な才能だったりします。
何かを極めたり、淡々と動画を作るようなYouTuberにも適性があるでしょう。
コミュニケーションに対して積極性が無い場合は淡々と調べてまとめを作るようなタイプ。
コミュニケーションも得意ならYouTuberは天職になりうるかもしれません。
他の線の状態も見て、自分の適性から趣味や仕事に反映していくことで本人の満足度も周りの信頼も獲得していくことが出来るでしょう。
※随時追加します
最後にひとこと
土星丘にはルールや集中力が現れます。
自分に合ったスタイルや続きやすい努力を把握して、よりよい未来にしていきましょう。
手相は自分を見失った時に客観的に考えるための知識の一つ。
どうしてもわからないときは、占いのプロに協力を求めてみてください。
やりたいこと、自分に合ったやり方を一緒に考えるのが占い師の仕事です。
ちなみに家庭に一人手相を読める人がいると、話しづらいこともなんとなく読めるようになりコミュニケーションを円滑にしてくれます。
コミュニケーションツールの一つとして、お話しするきっかけづくりになれば幸いです。